TOLIAEZU KYOU

高岩谷(柏川支流-雁俣山北面)沢登2010年7月10日 


1.2010年7月10日 
2.コースタイム:熊本7:00-緑川ダム-入渓地9:30-1の沢終了10:30-1の沢下山11:30(昼食12:00)-2の沢遡行開始12:00-2の沢遡行終了14:00-下山完了-熊本18:00
3.メンバー yamaaki、隈タカ
4.遡行記録
梅雨の雨が数日続いていたが土曜日のみ晴れマークの予報、前日、急遽、高岩谷の沢登りを決意。当日の朝、緑川ダムを渡ってトンネルを越え分岐を右へ行き、次の分岐で京の丈登山口の看板を左に行く。通行止めのゲートを少し避けて更に進むと崩壊地あり。10センチ厚みのアスファルトのみ残ってその下は陥没している。車で通ると崩れる危険性があるのでここで準備を整えて入渓地点まで歩くこと20分。高岩橋と刻まれた小さな橋のかかる沢が高岩沢とわかった。この入渓地を9時半に出発。九州の沢と源流では、ゴーロが西方へしばらく続く。他のレポには前方に帰路として使用する枯れ沢があると記載されていたがやたらと早く現れた。本当にこれがその枯れ沢かどうか首をかしげながら左の本流を進む。しばらくすると雁俣山方面(南方)へと数百m以上も続く階段丈の傾斜滝が現れた。特にロープも使わずなんなく登り終えると、両岸が崩壊して土砂が沢を上方まで覆っており、もうその上には沢は無く樹林帯である。時計は10時半。仕方ないので、右へトラバースして杉林の尾根を下ると、今登った沢の支沢に到着したので12時まで昼食をとる。この支沢は最初に帰路にしようと思ってた枯れ沢なのか? 枯れだったと思ったものが実は水が流れていて高岩谷の本流だったのかさっぱりわからない。時間があるので、登ってみると、結構いい滝がある。ゴルジュ帯に7mの滝が最初に一つ、距離をおいて二つ現れ、ロープを出しハーケンを打って登る。3つ目の滝は最後の登りが危うかったので補助にハーケンを打ち込んだがこれが良くなくひっぱって抜けて落ちてしまう。腰を打撲したがたいしたことなし。カムを設置する場所も無く難しい登りだった。結局、同行者が二箇所ハーケンを打ちロープを出して登ってもらう。2時になったのでここで下山開始。上方もゴルジュが続いているようなので今登った滝を懸垂下降でおりるも、二つ目の滝は支点となる木が無い。仕方なく大岩にロープを回して支点とするもひっかかって回収ができない。結局、同行者が支点の位置まで行き、ロープを回収してもらう。ゴルジュ帯を過ぎると下山は楽だったが、下山開始から激しい雨が降り始め、沢の水量がみるみるうちに増してきていた。ゴルジュ帯を通って下山する難しさ、リスの少ない岩でハーケンを打ち込む難しさ、ルート選定の難しさ、梅雨時期の天候への対応の難しさ、ゴルジュ帯の懸垂下降の難しさ等、いろいろ経験できた一日となった。ステルスをはじめて履いたがなかなかフリクションが効いて滝登りは最適だが、ゴーロ歩きはやはり岩への食いつきが悪く良くないと感じた。慣れるしかない。特に美里町から山都町付近の緑川水系の初級の沢はずいぶん行ったが、中途半端であまり充実してない気がしてきた。緑川水系に行くなら次は緑川本流か西内谷あたりまで行かないと満足できない。あとはやっぱり遠いが祖母の沢か~。プロテクションの技術が充実してき早く初級~中級を卒業して上級へ進みたいものだ。

反省点①:ハーケン、カム類はできるだけ多くの種類を
反省点②:ハーケンにはあらかじめ落とさないように小さな紐をつける
反省点③:なるべく懸垂下降による沢路の下山は避ける(ゴルジュ帯は特に)
反省点④:途中下山を必要とする行程はなるべく避ける(途中下山の場合、尾根道か一般道で下山できればいいが、行き詰ったところがゴルジュなら最悪。対策として、捨て縄や捨ててもいい長めのテープシュリンゲを持参する。下山時のことも考えながら遡行する。)
反省点⑤:予定変更する際はいろんな状況を検討すべし。
反省点⑥:あくまでプロテクションは落ちた場合のバックアップであり、登攀時にA0的に使用しないこと。
反省点⑦:コースのルートファイング、特に支流との分岐は高度計、地図で慎重に見極める(水量でごまかされない。伏流水の可能性、上流での給水の可能性)

やっぱり沢登りは危険!
不確定要素が多数!
可能な限りの準備と経験を!

e0165234_16433667.jpg

[PR]
by yamattifx | 2010-07-11 16:52 | 沢登り
<< 菜の花マラソン 玉名32kロード >>