TOLIAEZU KYOU

カテゴリ:花( 2 )

黒岳・諸塚山ハイク・福寿草鑑賞・林道ドライブ 2010.02.28


【日 時】2月28日 
【参加者】単独
【行 程】6:30自宅(熊本)-(R218)-8:00五ヶ瀬-(R503)-8:30飯干峠-(R503)-8:50飯干(直売所)-9:07 宮の元- (小原井川沿)- 9:40紋原(~10:00)-10:25登山口-11:15黒岳山頂(~11:30)-12:00登山口-宮の元-(R503)-12:45トノ元分岐-(林道) - 13:10分岐-(中央スカイライン) -13:35分岐-(六峰街道)-13:40分岐-13:50登山口-14:20諸塚山(~14:35)-14:55登山口-(六峰街道) -15:00分岐-(上の切線)-(福寿草散策)-高千穂-19:00自宅 (登山口-山頂-登山口間は徒歩、その他は車)
【天候】晴れ

冬も一休みということか、この一週間は冷え込みも一段落し4月後半の暖かさが続いていた。雪の中で咲く福寿草の季節だがこの気温では開花もピークを過ぎていることだろう。今まで行ったことのない福寿草自生地の紋原(黒岳の麓)へ向かうことにした。4年ぶりの高千穂群生地へも行って見よう。ついでに諸塚村の標高1000mの尾根沿いに走る諸塚中央スカイラインを走るのもいいし、はるばる諸塚村まで行くなら黒岳と諸塚山もコースに入れてみよう。全コースは「五ヶ瀬~飯干峠~紋原~黒岳~諸塚スカイライン~諸塚山~高千穂」となり、一日の行程としては随分と欲張りである。

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五ヶ瀬町からR503を北上し30分で飯干峠に到着。晴れの予報だが昨夜からの雨でガスって少し肌寒い。さすがに標高1000の峠になっとく。峠を越えると諸塚山方面へ向かう六峰街道の分岐との合流でるが、諸塚山の案内標識は立派だ。宮崎に来たことを実感する。R503を更に諸塚村中心部へ下って行くと途中に物産販売店に出会う。しばし車を止めて少し休憩。駐車場も広いしトイレもあり前泊にはもってこいだが、夏場の沢登り用の沢は不明だ。標高が少し下がったせいか空を見上げると次第に青空が広がっていた。

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五ッ山川沿いのR503を南下し宮の元集落まで達すると、小原井川の支流が現れる。右折して沢沿いの林道を黒岳の登山口へ向かって進む。紋原の手前で小原井川と別れを告げる分岐点で一箇所だけ迷う所があった。左折して川を渡りすぐに右折して真っ直ぐ行けば問題なく紋原についた。紋原は民家もあり割と人里近い場所であった。自生地は林道の道端のクヌギ林であり暖かい朝の日差しをあびていてのどかだった。

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朝日を眩しそうに浴びて気持ちよく咲いているクヌギ林の中の福寿草達。株数は少ないが他の自生地と比べゆっくりと鑑賞できる場所。

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20分程群生地をたむろした後、更に林道を登ると立派な黒岳登山口に着く。ちょうど村の人達が登山道の整備に来ておられたようで駐車場に軽トラが沢山とまっていたが、皆さん作業中のようで駐車場には誰もいなかった。それにしても立派な登山口で広々とした駐車場で大きな四阿もあり中にバーベキューも出来るようになっていた。十分テント泊可能で見晴らしもいいが残念なことに水場が無さそうだ。

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黒岳は登山口の標高が1200程度、山頂が1400クラスの山。標高差200ちょとの往復1.5時間、ミニハイクとなったが快晴の天気の中、遠くまで展望が望めるルートが続くいい山だった。それに自然林も多かった。

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黒岳から降りて宮の元まで下ると12時を回っていた。次の目的地の諸塚山までR503を飯干峠手前まで戻る方が早いが、やはり中央スカイラインは通ってみたい林道だった。R503の途中から分岐道を経て中央スカイラインに出ることにする。分岐道近くの民家を通ると山仕事を終えて一服している人がいたので道を聞いた。民家の道端には採ってきたばかりの大きな椎茸が莚をしいて並べられていた。林業で生計をたてるのは厳しいはず、椎茸は大きな収入源なのかもしれない。スカイラインまでの道は幾つか分岐があるも立派ではないが道標がその都度あったので迷うことはなかった。途中、炭焼きのおじさんが道を軽トラで占領していたと思ったら自分の方が間違っていてそれは私道だった。お笑い。

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道は地元の人に聞くのが一番。スカイラインまでの道が間違っていないことをここでも確認する。真っ青に晴れ渡った空とクヌギ林が続く、コンクリートのそま道を登るとスカイラインにめでたく合流した。椎葉村と並び敷地の9割?以上を山林で占める諸塚山にとって諸塚スカイラインは幹線道路と言っても大げさではない?。1000mの高度を南北に走る尾根沿いの道、幅は3mではあるが立派な舗装道路である。車窓からの眺めも抜群。さすがに、六峰街道へ出て諸塚山に近づくと立派な舗装道路上に大きな落石の痕跡が目立っていた。しかし脊梁に比べれば立派。対向車とすれ違ったのはほんの数台という交通量をみると、やはりここは高度1000m。なっとく。

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峰の北側を北西にトラバースぎみに通っている六峰街道を進むと左手に立派な駐車場と諸塚神社の鳥居が現れた。随分と時間がかかり13時50分だ。高千穂の自生地には日の高い少なくも3時半までには着きたいところ。

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一時間半で諸塚山山頂間を往復するはめになった。ほとんどが自然林でよく整備された道が続いていた。種類が豊富で名前を書いた札をつけた木が目立つ。あまり山登りに時間をかけずにアケボノツツジを愛でるにはいい場所かも。

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アケボノツツジは思いの他、大木であった。開花時はさぞかし見事だろう。他に、サワグルメ、リョウブ、ネジキetc 。


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諸塚山から急いで下り六峰街道を引き返して、三叉路から林道「上の切線」を北へ下り高千穂へ向かう。

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途中、4年前の古い記憶を頼りにやっとのことで福寿草自生地にたどり着いた。高度が少し低いせいかすでに開花のピークは過ぎていた。枯れてしまった株が多いのか、4年前とは見違えるように閑散とした自生地となっていた。4年前のあの辺り一面咲き誇った黄金色の花園とは似ても似つかない寂しささえ感じる茶色の地面が目立つ自生地。やはり保護の手を差し伸べないと生き残れないのかな~。絶滅危惧種の運命を感じざずにはいられないスプリングエフェメラル。

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でも、一株でも二株でもそこに咲いててくれたのは嬉しかった。遠い昔の友人に会ったような懐かしさを覚える。数年後もまた咲いているかな。
日が沈みかけた帰り路に瑞々しい緑のフキノトウが。

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それにしても、朝早くから長い距離を忙しく動き回った一日だった。
お天気さん有難う。



参考:地図
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by yamattifx | 2010-03-14 01:23 |

スプリング・エフェメラル ~春の儚い命~

少し勉強してみました。

そうだったんだ 春、あれだけ咲いてた花が少し暖かくなると跡形もなく消えている。何処にいったんだろう。でも1年経つと同じ場所にまた咲いている。

スプリング・エフェメラルだったんですね~

フクジュソウ、ユキワリイチゲ、キスミレ、オキナグサ、ショウジョウバカマ カタクリ 等々。地下に潜んでいて、春まだ寒い頃から咲き出し、短い期間でパッと散る。 暑くなると地上の葉や茎は枯れてしましまい、あとは地下でひっそりと冬眠!

スプリング・エフェメラル ~春の儚い命~ なんとも ロマン !!

ユキワリイチゲ、開花期間が短くいので開花のタイミングに合わせるのが難しく、2005年は男池に何度か足を運んで開花の写真が撮れてうれしかったな~

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                  〔ユキワリイチゲ 2005年男池で撮影〕


阿蘇一の峰のオキナグサやショウジョウバカマだっって、ほんとにその時期しかそこに咲いてないんだ! 咲いている時期って一ヶ月位かな、オキナグサが白い白髭になった後は茎も葉もすぐ枯れるんだ~

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                 〔オキナグサ 2006年阿蘇一の峰で撮影〕

一の峰から縦走路へ、思いがけないショウジョウバカマ大群落との出会いは感動的だった

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                〔ショウジョウバカマ 2006年阿蘇一の峰で撮影〕


目丸山のカタクリを一週間遅れて見にいったことがあって、一株くらい残っていないか一生懸命に探したことを覚えているけど、ほんとにな~んにも無かったな~ 沢山群生していたはずなのに!

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                   〔カタクリ 2006年目丸山で撮影〕
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by yamattifx | 2010-02-24 02:32 |